2009年 09月 19日
「桜台の家」の継手 |
この建物は「長期優良住宅普及モデル事業」で施工しており
木材はオール国産材で4寸仕様です。
梁周りは芯継を控えて「追掛大栓継ぎ」を部分的に採用しています
相欠きにあごを付けた略鎌系の継ぎ手の一つで、桁、母屋、梁などの継ぎ手として用いられる。
上木、下木のすべり込み部分には、1/10程度のすべり勾配を持たせ、二つの材を引き寄せ、
胴付き部分が密着するようにする。
継ぎ手の中では、強固なものの一つで、材成(せい)の3倍程度の長さの継ぎ手が最も強度が
期待できるそうです。
この継手は番付が違いますが、組立時は番付を合わせて行きます。
by ikedas16
| 2009-09-19 11:31
| 2010 S邸(桜台)+西方設計
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